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Cast

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Chisato Kameoka

亀岡千聖

Kikuna菊名

2006年2月5日、愛媛県伊予市生まれ。10歳の頃からTORANOKO Performing Arts Companyに所属し、演技、歌、アートを学ぶ。山村浩二監督の「マイブリッジの糸」とコラボレーションしたメディアパフォーマンス「マイブリッジの糸とモーションのリズム」で本格的に舞台役者としてデビューを果たす。同作で、ポーランド、プシェミシル市国際芸術祭(16)、 ポーランド、クラコフ市“Etiuda & Anima国際アニメーション映画祭”(17) に招待され、パフォーマンスを行う。

本作で映画デビューにして初主演を果たし、物語の鍵となる菊名役を繊細な演技で務めた。

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Soyoka Kan

菅颯花

Sumire

2007年1月30日、愛媛県伊予市生まれ。10歳の頃からTORANOKO Performing Arts Companyに所属し、踊り、歌、演技を学ぶ。山村浩二監督の「マイブリッジの糸」とコラボレーションしたメディアパフォーマンス「マイブリッジの糸とモーションのリズム」横浜BankART studio NYK公演(17)で本格的に舞台役者としてデビューを果たす。同作で、ポーランド、クラコフ市“Etiuda & Anima国際アニメーション映画祭” (17)に招待され、パフォーマンスを行う。

本作で映画デビューを果たし、母親に反発する次女、菫の少女ならではの難しい心の綾を抜群の感性で演じている。

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Noe Hayashi

望永

Kasumi

2006年1月13日、愛媛県松山市生まれ。6歳の頃からTORANOKO Performing Arts Companyに所属し、踊り、歌、演技、アートを学ぶ。寺山修司原作の舞台「思い出盗まれた」で本格的に舞台役者としてデビュー。ポーランド、ポズナン市で行われた“JAPAN WEEK”フェスティバル(13)に参加し、ポズナン市のオペラ座公演に出演する。その後も寺山修司原作の舞台「踊りたいけど踊れない」(14)や「海のリボン」(15)に出演。山村浩二監督の「マイブリッジの糸」とコラボレーションしたメディアパフォーマンス「マイブリッジの糸とモーションのリズム」シリーズに全作出演。ポーランド、プシェミシル市国際芸術祭(16)、ポーランド、クラコフ市“Etiuda & Anima国際アニメーション映画祭”(17) に招待され、パフォーマンスを行う。

本作で映画デビューを果たし、優しさと共に凛とした姿勢で家族を守ろうとする長女、霞を演じている。

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Yuzuki Shinmaru

新丸結月

Nanoka菜乃花

2009年10月8日、愛媛県松山市生まれ。4歳の頃からTORANOKO Performing Arts Companyに所属し、踊り、歌、演技を学ぶ。山村浩二監督の「マイブリッジの糸」とコラボレーションしたメディアパフォーマンス「マイブリッジの糸とモーションのリズム」で本格的に舞台役者としてデビューを果たす。同作で、ポーランド、プシェミシル市国際芸術祭(16)に招待され、パフォーマンスを行う。

本作で映画デビューを果たし、無邪気で寂しがりやの四女、菜乃花を演じている。

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Rii Ishihara

石原理衣

 Shuko柊子

1976年7月18日、埼玉県生まれ。   

中央大学理工学部応用化学科卒業後、キリンビール株式会社入社。同社を退職後、脚本・演出家に6年間師事し、企画・脚本のアシスタントをしながら芝居を学び俳優業を開始。映画、テレビドラマ、舞台、CMと幅広い分野で活躍する。

太田隆文監督の「青い青い空」(10)で映画デビュー。以後、毎年2~3本の映画出演を続け、山本純哉監督「ワケアリ」(14)、石原貴洋監督「ザ・レバー」(16)「レッドカプセル」(18)ではヒロインを務める。井上雅貴監督の日露合作映画「ソローキンの見た桜」に出演。

現在は女優業と共に映画のプロデュース業を行い、フランスで日本映画を興行するための映画祭Four Seasons Hanabiを主催している

本作では四姉妹の継母として家族を守ろうとする反面、怪しい魅力で周囲を惑わす柊子役を熱演している。

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Yuri Yamamura

山村佑理

 Futa風太

1992年東京生まれ、岩手県盛岡市在住。10歳よりジャグリングをはじめる。ボールと共に踊る独自の表現を追求し、「MOB」「ながめくらしつ」「100年サーカス」「Daggle Crew」「頭と口」等、数々のジャグリング・サーカスプロジェクトに参加。2010年「MOB」としてジャグリング全国大会グループ部門銀賞を受賞。ソロでも国内各地のイベント・舞台出演に加え、アメリカ・ロシア・スペイン・韓国・シンガポールなど8カ国でパフォーマンスを経験。2014-16年フランスの名門サーカス学校“Le Lido”にて就学の後、岩手県盛岡市に移住。Juggling Dance Studio tasse代表 /盛岡雑伎の会代表を務め、俳優・ダンサー・ジャグリング講師等、活動と探求の幅を広げる。

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Kohei Ando

安藤紘平

Art Teacher陶芸の先生

 繊細で独創的な表現力で知られる映像作家。早稲田大学在学中から演劇実験室天井桟敷に在籍、故寺山修司の勧めで、映画を撮り始める。

第一作目の『オー・マイ・マザー』(1969年制作)は、電子映像を使った日本最初のフィルム作品として、アメリカ・ゲッティ美術館をはじめ横浜美術館などに収蔵される。

『息子たち』(1973年)『アインシュタインは黄昏の向こうからやってくる』(1994年) 『フェルメールの囁き』(1998年)など多数の作品でハワイ国際映画祭銀賞特別賞、フランス・トノンレバン国際独立映画祭グランプリ、国際エレクトロシネマフェスティバル・アストロラビウム賞、ハイヴィジョンアウォード・グランプリなど多数受賞、またパリ、ニューヨーク、ロンドン、東京などの美術館に作品が収蔵され、パリ、リヨン、ニューヨークなどで「KOHEI ANDO Retrospective」特別上映が開催された。

2001年、文化庁特別芸術家海外派遣員としてパリに派遣、フランス国際映画祭の審査委員長など多数の映画祭の審査委員、芸術祭審査委員、文化庁芸術選奨審査委員、国立美術館文化庁評価委員、日本映画監督協会国際委員、文化庁海外芸術家派遣審査委員、映像産業振興機構理事、などの役職を歴任。

現在、早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授を退職し、早稲田大学名誉教授。

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Yuria Matsushita

松下ユリア

Director監督

TORANOKO Performing Arts Company プリンシパル

総合芸術家

順天堂大学 国際教養学部客員講師

 

愛媛県松山市出身、姉のユリアは1977年に、妹のエリカは1980年に愛媛県で生まれる。日本人の父親は国際交流の大家で、姉妹も幼い頃からアフリカ、南米、ヨーロッパをはじめ五大陸を歴訪しグローバルな視野を広める。ポーランド人の母親は芸術一家の出身で、祖父はヤヌス・レナルトヴィッチ、ポーランドの教科書に載っているほど有名な画家・インテリアデザイナーである。舞台女優の叔母の影響もあり、姉妹は少女時代からアートが身近にある環境で育つ。また3歳の頃からクラシックバレエを習い、舞台芸術の素養を育む。

ユリアはアート&ファッションを学ぶためイギリスのLondon College of Fashionに進学。Make-up for Performing Artsの分野でハイディプロマを取得。同年エリカは、イギリスのバレエ学校Elmhurst Ballet Schoolに進学しクラシックバレエだけでなく、ミュージカル、コンテンポラリーダンスなど多種多様なダンスを学ぶ。また芸術部門で高校卒業資格/Aレベル最高評価Aを取得。

イギリスでの留学を終え、ユリアはポーランドのAcademy of Art にて彫刻を、エリカはオーストラリアに渡りImage Management Film&Television Screen Acting courseにて演技、画家Archie Graham氏の師事を受け油絵を学ぶ。

70年代の日本を彷彿とさせるようなエネルギッシュなパワーに魅せられ、1999年に姉妹はタイに住居を移す。ユリアはアートを学びつつ脚本・詩などを書き始め、エリカはKalwin International Instituteで衣装デザインを学ぶ。日本とタイを往復しつつ芸術家としての道を歩み始めた姉妹は、やがて二人の才能を融合させて一つの大きな作品を制作したいと考えるようになり、バンコクで絵画の個展を開催し自主制作映画の制作費を集める。愛媛県の島を舞台にしたキッチュなガールズフィルムである第2作目の自主制作映画「TUTU」が「ぴあフィルムフェスティバル」に入選。

2002年からは本格的に拠点を故郷の愛媛に移し、"世界が舞台"をモットーに子供たちを主体とした何色にも染まらない独特で幅広い芸術活動を行うTORANOKO Performing Arts Companyを立ち上げる。TORANOKOは、日本ではまだ馴染みの薄いPerforming Artsの分野を、感性豊かな子供たちとともに切り開き、日本の地方都市にいながらグローバルな視野を持った活動を行う画期的な総合芸術グループである。その先駆けとして発表したのが、愛媛の山間部にある熱帯植物園を舞台とし、ダンスと音楽を融合させた芝居「残夢」公演である。芸術を通しての町の活性化プロジェクトとしてスタートした本公演は2009年よりスタートし、9年間にわたるロングラン公演となった。「残夢」公演の芸術性が高く評価され、2010年にはポーランド・ケルツエ市市制1000年記念芸術祭に招待され、ポーランドの3都市にて「残夢2010」を8回公演し、延べ2000人を動員。実演者の少女たちはジャパニーズエンジェルと呼ばれ人気を博した。

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Erika Matsushita

松下エリカ

Costume Designer衣装

TORANOKO Performing Arts Company プリンシパル

総合芸術家

順天堂大学 国際教養学部客員講師

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2007年、「TUTU」のぴあ入選をきっかけにユリアが、2009年にエリカが早稲田大学大学院国際情報通信研究科に入学し、恩師である安藤紘平教授に出会う。2008年、ユリアは大学院時代に日立maxell・ぴあからの依頼を受け短編映画「Canna Lily」を監督。一方エリカは2009年 にShort Film「Miuro」を監督し、初監督にして下北沢映画祭グランプリ候補に選出された。二作品とも、TORANOKOの子供たちによるダンスシーンを大きくフューチャーし、ミュージカル映画の復権に挑んだ意欲作である。

寺山修司と共に天井桟敷で活動した経験を持つ安藤教授からの勧めもあり、2011年より寺山修司の少女詩集を元にした舞台制作をスタートさせる。2011年、寺山修司原作「踊りたいけど踊れない」を東京にて公演。2013年、日本文化を世界に紹介する”JAPAN WEEK IN POLAND”に参加。ポーランド、ポズナン市のオペラ座にて寺山修司原作「思い出盗まれた」を上演し、寺山の天井桟敷と同じくヨーロッパ公演を実現させた。2014年、文化庁「メディア芸術祭 松山展」にてメディアパフォーマンス、寺山修司原作「踊りたいけど踊れない」を上演。2015年、残夢2015・寺山修司原作「海のリボン」 を熱帯植物園にて上演。寺山の元夫人で演劇・映画プロデューサーの九條今日子さんからのサポートもあり、姉妹は寺山作品の次世代の後継者として注目が集まっている。

2015年から、世界各国の映画祭で80以上の受賞をしているアニメーション作家・山村浩二氏の「マイブリッジの糸」(第15回文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞)とのコラボレーション企画、メディアパフォーマンス「マイブリッジの糸」を始動。2016年、ポーランド、プシェミシル市国際芸術祭に正式招待。満を辞して開催された国内公演として横浜、BankART Studio NYKにて公演。映像(アニメーション)と演劇、ダンス、音楽を融合させた総合芸術、メディアパフォーマンスという分野を確立した画期的な公演となった。2017年ポーランド、クラコフ市“Etiuda & Anima国際アニメーション映画祭”に正式招待され、本映画祭で初のライブパフォーマンスを成功させる。ポズナン市“Teatr Muzyczny”にて公演、ワルシャワ市“Dom Stuki WIOLINOWA”にて上映会を開催。クラコフの映画祭では立ち見が出るほどの満員、ポズナニでは前衛的なパフォーマンスが高い評価を得て、観客を魅了した。

姉妹には日本のアヴァンギャルドなアート作品を受けとめる特異な感受性が備わっており、彼女らはアーティスティックな言語を多感な少女たちを通して、美しくそして思慮深く表現している。それは新たな芸術、新たな世界観を生み出す試みである。TORANOKOでは歌、ダンス、演技、アートのレッスンを通して高いパフォーマンススキル及び人間性を育む教育を行っており、美しくしなやかに鍛えられた身体を有し、気品と優雅さを兼ね備えた子供の育成には世界的に高い評価を得ている。

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Magdalena Zuk

マグダレナ・ズック

Music Director音楽

 ポーランド、ヴロツワフのカロル・リピンスキ音楽アカデミー/ピアノ科を優秀な成績で卒業した後、イギリス王立音楽アカデミーにてピアノをケヴィン・ケナー、作曲をデヴィッド・バーナンドに学び、2007年、映画音楽作曲専攻科優秀終了証を取得する。若手ピアニスト国際コンクールの特別賞(イタリア)、第10回フランス歌謡祭のグランプリ賞(ポーランド)をはじめ、数々のコンクールで受賞。ポーランド文化省より芸術表彰受賞、2度に渡りフランス政府より奨学金を受ける他、才能ある若手音楽家に贈られるAnn Driver 奨学金を授与する。フランス、英国、イタリア、ユーゴスラビアおよびポーランドにおいてソロコンサートを行う傍ら、ポーランド、フランス、ドイツなどのラジオ、テレビ、映画作品にピアニスト・女優として出演を果たし、ロマン・ポランスキ監督の映画「ピアニスト」のフランスでの試写会へは、ショパン・リサイタルの奏者として招聘される。王立音楽大学内の協奏曲コンテストにおいてポーランド人作曲家カロル・シマノフスキの交響曲第4番《協奏交響曲》をキース・バークルスの指揮でRCMシンフォニーオーケストラ共演し、入賞。それ以降、ロンドンのセントジェームズホール、ショパン協会、パリのショパン協会でもソロ・リサイタルを開く。

ジェラルド・ラファエル・フィンジ作曲「ピアノと弦楽のためのエクローグ」をロンドン・アミスタッド・オーケストラと共演。聖マーティン・イン・ザ・フィールズ教会にて行われた権威あるピアノ・コンクールにおいてベンジャミン・ブリテン作曲「若きアポロ 作品16」を演奏。王立音楽大学コンサートホールでも演奏するなど、ヨーロッパ有数のコンサートホールに出演を果たし、2011年10月、ワルシャワ旧王宮にてポローニャ・テレビより、世界でポーランドとポーランド人に貢献した人に送られる文化功労賞を受賞する。

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Kong Pahurak

コン・パフラック

Cinematographer撮影

コン・パフラック(撮影監督)

1981年、タイ、バンコク生まれ。

2000年代初頭から写真家として活動を開始する。

2007年、文部科学省の奨学生として来日。早稲田大学で映像制作について学ぶ。

この頃より、数々の短編映画で監督、脚本を務めるようになる。

2013年、タイに帰国後、初長編監督作である” In the Flesh”の制作に取り掛かる。この作品は、2017年バンコク・アセアンフィルムフェスティバルにおいてプレミア上映された。

また、多くのインディペンデント映画で撮影監督として活躍している。

主な参加作品として『River of Exploding Durians』 (Malaysia, 2014)、『Someone from Nowhere』 (Thailand, 2017)、『赤糸で縫いとじられた物語』(Japan,2020)など、ボーダーレスに活動の場を広げている。

​Staff

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ABOUT

TORANOKO Performing Arts Company

パフォーマンス・ダンス・ヴォーカル・アート・舞台・映画

2019年、寺山修司の少女詩集から着想を得た映画「赤糸で縫いとじられた物語」を制作。(New York cinematography awards、ベスト長編映画ファイナリスト、 Canadian cinematography awards、ベスト長編映画撮影賞)2017年11月、ポーランドの古都クラコフで開催された「International Film Festival Etiuda & Anima」に山村浩二監督と共に正式招待され「マイブリッジの糸とモーションのリズム」を公演する。2016年ポーランド・プシェミシル市国際芸術祭に正式招待。山村浩二監督「マイブリッジの糸」とコラボレーションしたメディアパフォーマンスを公演。2013年、ジャパンウィーク in ポズナンの取りとしてオペラ座で公演。カーテンコールが出るほどの大盛況をおさめる。

2010年、ポーランド・ケルツェ市市制1000年記念芸術祭に招待され、3都市にて8回公演を行い2000人以上を動員。2009年、ポーランドの著名なピアニストKazmierz Gierzod 氏のコンサートにて共演。東京ヱビス・ガーデンプレイスにて行われた「ポーランド祭」に出演。世界が舞台をモットーに舞台、映画、エキシビションなど、多彩な活動を行っている。

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